草原の食事1 ミルクティーと乳製品
<朝食>・・・左上ドーナツ、右上ウルム、ホロード、中央バター
左下ミルクティー 、右下キビ
モンゴルの食事と言えば、なんと言ってもミルクティー 。朝昼晩とミルクティー を飲まないことはありません。以前にも紹介しましたが、砂糖を入れてはいけません。塩味です。
食事の基本はミルクティー
で、一緒にチーズや肉を食べることもありますが、ミルクティー
を飲まないことはありません。ホームステイ先のお父さんは1回の食事でミルクティー
を大きな器で5、6杯飲んでいましたし、咽喉が渇いた時も飲んでいるので、1日に20杯近く飲んでいるかもしれません。1日飲まないと頭痛がすると言っていました。
ミルクティー
は何も入れないで飲むこともあれば、手作りのバター、ホロード、ウルムといった乳製品やアワ、キビ、牛肉、羊肉も入れたりするのでバリエーションも豊富です。とは言え、初めて草原を訪れた時は乳製品と肉の食事に1日で飽きてしまいましたが、今はもう慣れたのか1週間続いても大丈夫です。
ホロードはいわゆるナチュラルチーズでちょっとポソポソしています。そのまま食べてもおいしいのですが、お茶に入れて暖め、水分を含ませると食感がムチムチしてモツァレラチーズのようになりおいしさが増します。
ウルムは生の牛乳を加熱して作ったもので、濃厚な牛乳の味わいがあります。これもそのまま食べてもおいしいですが、お茶に入れるとお茶にも一味加わり美味しくなります。
<ウルム>・・・砂糖を加えると牛乳のお菓子のような味
<ウルム作り>・・・加熱しながら泡立てる。泡立てたものを自然に冷ますと
脂肪分が固まる。これを何度も繰り返すと厚いものができあがる。
牛肉は煮たり焼いたりしたものではなく、低温で乾燥させたものです。乾燥肉は旨みが肉に詰まっているので、お茶にいれると旨み味がお茶にしみ出て美味しくなります。肉そのものも柔らかくて美味しいです。
<牛肉入りミルクティー
>・・・肉の上の粒はアワかな。
草原の食事はこんな感じですが行けそうですか?
きっと野菜やご飯が恋しくなりますよ!!