ぐ-すか・ぶ-すか中国大冒険! -7ページ目

「松記糖水店」のお団子 (香港)

六色だんご
香港美食の第一弾は、「松記糖水店」のお団子。
ここは香港の伝統的デザートが楽しめる甘味処で、お団子メニューが豊富!
肌寒い冬にうれしい、温かいお団子もたくさんあります。


まず私の甘甘心を揺さぶったのは「六賓湯圓」(15HK$・約220円)【写真上】
6種類の団子が一度に楽しめるデザート。欲張り屋さんのメニューです!
クリアなスープはちょっぴり甘いショウガの温かい汁。
その中に、モチモチ粘りのあるカラフルな団子が、6つ。

中の餡は・・・
①とろ~りトロけるゴマ餡 ②砕かれたピーナッツ餡 ③上品な甘さのあんこ 
④⑤⑥卵黄味濃いカスタード(白米餅・黒米餅・緑茶餅)

1碗で6度も美味しいお得なデザートで、体がポカポカ温まりました!

緑茶だんご

お次は、ちょっと珍しいお団子「緑茶女乃皇湯圓」(12HK$・約180円)
こちらの緑色のスープは甘味のない緑茶。
そして同じく緑色した緑茶味のお餅をガブリかじると、中は黄色いカスタード餡。
このちょっぴりホロ苦い緑茶味と、卵黄味濃いカスタードの相性抜群!
全体的に甘さ控えめなので、甘甘はちょっと・・という方にもオススメです!

くるみだんご

クルミの濃厚な味が楽しめる「合桃糊湯圓」(15HK$・約220円)
こちらは温かいクルミのお汁粉に、ゴマ餡のお団子が入ったデザートです。
滑らかなクルミのお汁粉は甘味が抑えられていて、とってもまろやか!
甘すぎず丁度いいので、食後でもペロリと1杯お腹に入りました!
クルミ以外にもゴマのお汁粉、杏仁のお汁粉、ピーナッツのお汁粉もあります!
他にも夏にうれしいフルーティなデザートメニューも豊富でした。
ごま ハロ フルーツ

甘甘党(フルーツ党も!)を唸らせる魅惑のお店。

夜中までデザートが食べられる香港って、甘甘天国ですね!

松記糖水店

「松記糖水店」 サイト  

住所:油麻地 吳松街 21 號 地下 電話:27367895, 27367892
営業時間:月~土 1:00pm - 1:30am

夜10時頃でもお客がズラリ並ぶ、大人気のお店でした!



【フフホト-香港(九龍)列車の旅】
 1. フフホト-香港(九龍) 列車の旅
 2. 「松記糖水店」のお団子
 3. 「詠藜園」の坦々麺
 4. 「發記甜品」のマンゴーデザート
 5. 麗しのアフタヌーンティ!
 6. 香港の安宿 重慶大厦
 7. Strawberry forever (香港スイーツ)
 8. 香港庶民の味!

☆ 過去の記事一覧はこちら ☆

フフホト-香港(九龍) 列車の旅

T97
ごぶさたしております。
急遽香港行きが決まり、ワタワタ行ってきました。


今回はフフホト→北京→香港を全て列車で移動することにしました。
中国大陸を南北に大横断するという、ロマン溢れる長距離移動!
北京-香港間は片道24時間。距離にすると2476km
これは稚内→鹿児島間を列車で移動する距離(2300km)よりも長い。
きっと鉄道マニアの人なら一度は夢見る憧れのロングルートでは?
ぐーすかもぶーすかも特に熱烈鉄道マニアではありませんが・・・
なぜ移動に列車を選んだかというと、理由はただ単に安いから!
北京→香港の列車が片道600元(約8千円)。
“移動代を節約して香港美食をたらふく食べよう!”という食いしん坊計画です。
モンゴル服 車内

鉄道員がモンゴルの衣装で身を包んだ列車でフフホト→北京西駅へ。
2階の「軍人・九龍専門売り場」という探しにくい窓口で香港行の切符を購入。
フフホト 北京 切符 北京 九龍 切符
乗車前に「出入境検査ロビー」で、出国手続きを済ませて列車に乗り込むと・・
車内はガランガラン。私たちが乗った車両の客はたったの6名・・・。
1車両に60人は乗れると思うんですけど。乗車率10%で経営大丈夫?
乗ってる客としては、車両貸切状態で居心地抜群!
お昼の12時45分出発。お陰でのびのび快適に移動させてもらいました。
高包
1300元出せば、シャワー付のロイヤルな部屋に泊まれます!)


「北京から香港までどんな景色が楽しめるかなぁ?」
高まる期待をよそに、行けども行けども冬の枯れた景色が続くばかり。
変わらぬ景色が睡魔を呼び、いつの間にか2人ともウトウト・・・
目が覚めると外はもう真っ暗。
せっかくのロマン溢れる南北横断なのに。鉄道マニアが夢みるルートなのに。
気を取り直して、ウキウキ夕飯タイムにすることに。
列車で売りにくる弁当は普通10元のはずなのに、この列車はナント25元
同じ弁当に2.5倍のお金を払う気も起きず、乗車前に購入した食料をちびちび食べました。

カップヌードル

中国版カップヌードル【五香牛肉味】と【イタリアン牛肉味】

ヨーグルト

ヨーグルト【抹茶味】と【バラ味】 ←気になって買ってみた。

きっと、こういうチープな食料が香港美食を一層引き立ててくれるはず!
香港スウィーツ・・・海鮮・・・飲茶にアフタヌーンティー・・・
今から食べるであろう美食物を夜空に描きながらもう一眠り。
目を覚ますと、そこはもう椰子の木がズラリと並ぶ南国でした。
さぁ「香港美食の旅」の始まりです!



【フフホト-香港(九龍)列車の旅】
 1. フフホト-香港(九龍) 列車の旅
 2. 「松記糖水店」のお団子
 3. 「詠藜園」の坦々麺
 4. 「發記甜品」のマンゴーデザート
 5. 麗しのアフタヌーンティ!
 6. 香港の安宿 重慶大厦
 7. Strawberry forever (香港スイーツ)
 8. 香港庶民の味!

☆ 過去の記事一覧はこちら ☆

北京の胡同(フートン)巡り 2

1127胡同カフェ
宮廷デザートで心が満たされた私たち。
引き続き、「南鑼鼓巷」という胡同をふらふら散策しました。
レンガづくりの家並がどこまでも続く、昔ながらの下町情緒あふれる細道。
初めて見る景色ばかりなのに、なぜかどこか懐かしいような感じ。
1127胡同2
しばらく歩いていくと、左右にカフェや雑貨屋さんが現れました。
どこも胡同の古い街並に溶け込んだ、いい雰囲気のお店。
その中の「過客」というカフェに入ってみることに。
門を一歩くぐると、そこは別世界。中庭にオープンテラスがありました。
太陽の光あふれる春なんか、気持ちよさそう!
1127胡同3
このお店は昔ながらの「四合院造り」の建物をそのまま活かしたお店だそうです。
店内は中国のアンティーク家具や少数民族の民芸品が並ぶアジアンテイスト。
コーヒー1杯20元と安くはないけど、ゆっくり居心地のよい時間を過ごしました
1127胡同4

そしてもう一軒入った「喜鵲珈琲 zha zha cafe」
ここは「過客」よりもしっとり落ち着いたお店。ゆったり居心地よい音楽とソファ。
窓際に座って、胡同を行き交う人々を眺めながらお茶を飲みました。
1127胡同5

驚いたことに、この辺りの胡同はおしゃれなエリアに変わりつつあるんですね。
しかも古い胡同を壊すことなく、それを上手く現代風にアレンジしている!
すごく有効的な開発の仕方だなーとうれしくなりました。
どんどん古い物を取り壊し、ギラギラ近代的な建物が増えている中国ですが、
ぜひこんな風に古い物も上手く利用して、貴重な歴史財産を残してほしいものですね。
鐘楼
この、「鐘楼」付近の胡同は、人力車でも観光することができます。
偉大な故宮や長城もいいけど、味わいある胡同をを眺めるのも楽しいですよ!

北京の胡同(フートン)巡り 1

胡同
「胡同(フートン)」とは、北京の700年の歴史を持った「路地裏」のこと。
土塀、レンガ、屋根瓦で作られた胡同は、古き良き中国の面影を残しています。
そんな胡同を歩いていると、過去にタイムスリップしたような錯覚に!
旅の最後に訪れた北京で、胡同の下町をふらふら歩いてみました。


目指したのは、故宮の北側にある「鐘楼・鼓楼」付近の胡同。
「南鑼鼓巷」という胡同へ入る路地を曲がると、どど~んと山積みされた白菜が!
胡同白菜や
近所のおじさん、おばさん達がワイワイ大量に買い込んでました。
1斤(500g)0.6毛(約10円) と、うれしい庶民価格!
巨大建築物が並ぶ北京で、胡同の素朴な庶民生活を見るとホッとします。

そしてしばらく歩いて行くと、右手にあったのが「文宇奶酪店」。

胡同牛乳プリン
一見パッとしない店構え。

それでも、地元っ子達がキャッキャ楽しそうに入って行きました。
これは、何かある・・・?
つられて寄ってみると、ショーウィンドウの中にはシンプルなデザートが!
胡同牛乳プリン2
甘いのか、酸っぱいのか、味の想像もつかないままに注文。
一番基本そうな「白い小碗」と、「白黒うずまき」

1121胡同牛乳プリン3
白い小碗のぷるぷるした半凝固物は、固まってるかどうかギリギリの柔らかさ。
ヨーグルト?と思いつつ口に入れると・・
水々しくてコクある、新鮮な牛乳がふわーっと口いっぱいに広がりました!
どこか懐かしいようなふんわり優しい味。

そして、白黒うずまきは・・・
この白と黒を一緒にパクリいくと、口の中に至福の時が!これもおいしい!
は、無糖の濃厚生クリーム(ずっしり硬め)。
は、木目の細かい、上品な甘さのこしあん。
生クリームあんこというゴールデンコンビの絶妙なデザートでした。

さすが地元っ子が集まるお店!こんなハイレベルな味に出会えるとは!
胡同牛乳プリンメニュー
ちなみに、牛乳プリン:4元(約60円) うずまき:1個3元(約45円)

改めてメニューを見ると・・・
ぬぬ!「杏仁豆腐」もある!「杏仁豆腐」って中国来て初めて見た。
これは次回必ず!と、課題も残せるステキなお店。 


そしてお店の説明を読んでみると・・・

「宮廷奶酪」

ナントこの店、清の宮廷デザート担当の料理人がレシピを伝授したお店みたい。
うーん、どーりでレベルが高いはず!
ラストエンペラーの溥儀や西太后も、同じデザートを召し上がったんでしょうね!
そんなロイヤルな味がさりげなく庶民価格で食べられるところが、北京の魅力?
ここはイチオシのお店です!

黄河とラーメンの町 「蘭州」

1118黄河
中国の真ん中に位置する「蘭州」
昔から東西交流の要所として栄え、マルコ・ポーロや玄奘も通った町。
今でも市内には長距離バスターミナルが4ヶ所もある交通の中心地。

黄河びーる そんな蘭州の町の中心には偉大な母なる「黄河」が!
広い川幅に、チョコレート色した水量豊富な水がゴーゴー流れています。
そんな蘭州の地元ビールの名前はやっぱり「金黄河」







「蘭州」はラーメンの町
「蘭州ラーメン」とも呼ばれる「牛肉ラーメン」のお店は、今や中国各地に。
それでも、蘭州来たならラーメン食べなきゃ!
市内には至る所にお店があって、人々は朝からラーメン食べてました。
蘭州人の朝食はラーメン!さすがラーメンの町!


まずは小さいお店から。
ラーメン一杯2元(約30円)!安い!
ビヨーンビヨーンと両手で何度も延ばして細くなった芸術的な小麦粉麺。
その麺を牛肉ダシの醤油スープでズズズっと食べます。
あっさりシンプルでストレートなお味。
テーブルに置いてある「焦がし唐辛子」を入れて一気に食べると更に美味!

1118蘭州ラーメン 1118牛肉ラーメン

そしてタクシーの運ちゃんオススメのお店「金鼎牛肉麺」へ。
ここには30元(約450円)もする高級な牛肉ラーメンが!
2元で食べられるラーメンに30元って一体どんな豪華なラーメン?
カニがまるごと乗ってる?それともフカヒレが・・・?
勝手に妄想を膨らませた私たちの前に運ばれてきたのは、3種類の小碗。
1118蘭州ラーメンセット

スープがからまる細麺、モチモチ太めの平太麺、そして中太麺
1118蘭州ラーメンセット2

そして、牛肉薄切り、レバーの薄切り、ホウレン草の冷菜、揚げ餅、肉まん付き!

おおお!さすが30元ですね。なかなか豪華。
カニでもフカヒレでもなかったけど、ワイワイ楽しめたので合格!


蘭州ラーメンは、やっぱり蘭州で食べるのが一番おいしい気がしました。
蘭州に行ったら、迷わず「蘭州ラーメン」を食べましょう!

1118黄河2

※黄河に映るぐー&ぶー


【2005年国慶節 九塞溝、黄龍、チベッ文化圏の旅】
 1. 地球が生んだ奇跡 ~九塞溝~
 2. 神の水 ~黄龍~
 3. チベットの「バター茶」
 4. 九塞溝、黄龍 番外編
 5. 旅で出会った「チベット料理」
 6. 松藩-若尓蓋-合作-夏河 大移動!
 7. 祈りの街「夏河」
 8. イスラム教徒の街
 9. 黄河とラーメンの町 「蘭州」
☆ 過去の記事一覧はこちら ☆